ホイールのガリ傷。
やってしまった〜って方も多いと思います。 扁平率が高いスポーツタイヤを履いている場合などでは結構、縁石など気にしながら走りますよね!
気にしていても運が悪くガリキズができてしまうことがありますが、修理方法を身につければ簡単に修正できます。諦めずにぜひDIYチャレンジをしてみてください。

ホイール修正はガリ傷にもよりますが、今回のような傷では業者さんにい対すると2万円くらいは最低でも取られちゃいます。

しかし、DIYだとペイントスプレーを買っても4千円もあれば修理できます。

今回使用するものは・・・

  1. ブレーキ&パーツクリーナーまたはシリコンオフ
  2. 耐水サンドペーパー
  3. アルミホイール用 アルミパテ
  4. ホイールペイント シルバー
  5. カーペイント クリア 

上記の5点を使いAmazonだと総計2500円くらいで準備ができます。
今回のガリ傷はホイール外周の約半分とデザインスポーク部3箇所の大きな傷にアルミパテを使いますが、結果的に内容量の5分の1程度しか使用していません。
ですのでアルミパテは1つ買えば余りますのでガリ傷仲間でお裾分けしてください(汗)

1.ガリ傷ホイールの洗浄

アルミホイールのガリ傷を修正するにはパテの硬化時間を待たなければならないのと、表面慣らしの削り込みに時間がかかります。
さらに屋外では雨や物があたってパテに不具合が出る可能性もあるので室内で新聞紙を敷いて作業をしたいと思います。
傷表面の汚れ落としもかねてホイールクリーナーで室内に持ちこむ前に洗っておきます。

2.ガリ傷ホイールの表面慣らし

アルミホイールの表面慣らしにはサンドペーパーを使用します。 ガリ傷はよく見ると障害物と当たった際にバリのように盛り上がっているような状態になっていると思いますのでまずは、この凸状のバリをサンドペーパー#100〜#800のサンドペーパーで表面を慣らします。

ここで気をつけるのは番手が荒いサンドペーパーでガリ傷がない隣のきれいな表面層まで削ると、大きな磨きキズが残ってしまうので凸形状のアルミを削ったあとは#320〜で周囲のキレイなところに傷をなるべく残さないよう削るところがこの作業のポイントです。

※今回はいつもの大雑把な性格から#100でガリごりしてしまいました。

この削り込みの作業の途中でガリ傷(深い場所ならどこでも良い)にタッチペンをよく振りかき混ぜてからタッチアップしてみてください。
ホイールの色とタッチアップの色の差を確認して覚えておくとパテ硬化後の塗装で綺麗な仕上がりにつなぐことができます。

3.ガリ傷部分の脱脂作業

ガリ傷の表面は汚れが結構めり込んでいるので”ソフト99(SOFT99) 脱脂剤 シリコンオフ チビ缶 09209”で汚れを落とすとよいのですが、今回は家に常時使用しているパーツクリーナーで一気に拭き上げを行いました。(作業中の作業は拭くだけなので省略)

4.アルミホイール専用アルミパテで肉盛り

きれいに脱脂ができたところで2液混合アルミパテ を1対1の割合で混合します。簡単な1対1の割合の混ぜ方としては、アルミパテを横に方向に均等の厚み・太さで押し出します。そのあと硬化剤をそのアルミパテのから少し離して横方向に同じ長さだけチューブから出せば1対1の割合になります。

このアルミパテは、よく混ぜる必要があります。あまり混ぜなかった場合はアルミパテが硬化しなかったり空洞ができて表面が荒かったりしますのでよく練り込んで準備してください。

混ぜ合わせたアルミパテを脱脂したガリ傷に”傷よりも多少、盛り上がる凸形状になるよう、傷幅よりも少し大きめに肉盛りする”ことが大切です。 硬化してくると若干収縮することと、盛り忘れをなくすために少し多めに肉盛りしてください。
写真ではかなり多めに肉盛りしてしまったので削り込みが時間がかかって大変でした。

肉盛りは深い傷には多めに、薄い線傷にはヘラで押し込み表面を慣らします。 薄い線傷は番手が細かいサンドペーパーで慣らしてクリアペイントするか、色が気になるならボカシ剤をかけてクリアペイントすればキレイになります。

ここまで来ると、アルミパテの硬化時間タイムとなります。
約6時間で硬化しますので、とにかく気長に待つことをおすすめします。
硬化が進んでいない状態でのフライング気味ペーパー仕上げはパテ表面がザラつくだけで綺麗な仕上がりにはならないので我慢してください。

5.アルミパテで肉盛り箇所の硬化具合を確認する。

パテの硬化時間の6時間が経過しました。硬化が完了したかどうかの確認方法ですが、表面のベタつきがなくツルツルしていて一番肉厚のパテ盛りした部分を軽い力で爪で押してみることで傷が入らなければOKです。 軽い力で爪の傷が残るようだとまだ硬化時間が短い可能性があります。 あと、1対1のアルミパテと硬化剤配合を間違えた場合はいつまで経っても硬化しないので注意が必要です。その場合は残念ながらパテを全部排除して、脱脂からやり直しです。

6.アルミパテの肉盛り箇所をサンドペーパーでキレイにする。

アルミパテの表面慣らしにはサンドペーパーを使用します。 線傷など凹みが浅い部分は、番手が細かい#1500〜3000を使って少しずつ表面を慣らします。このときにペーパーは指先の平らな部分で軽く面押しながら磨きを追い込むと良いです。線傷にパテが残り、その他の部分では傷が残らない程度(表面のクリア塗料は剥げます)で完成です。 凹みが大きい箇所ではサンドペーパーを大きめの消しゴムに巻きつけて平面を作ってから少しずつ”造形”します。 ホイールの外周などはリム形状で丸くなっていたりしますので、周囲の形状と同じようにパテの余分な部分を削り面出し作業を行います。 荒いサンドペーパーでさっさとやりたいところですが結局は傷が残りますので、慎重に。

7.パテ盛り部分の脱脂。

パテがガリ傷だったところにのみ、サンドペーパーで削り残して色違いの肉盛り仕上げとなったと思います。 あとはペイントして更に仕上げてクリア塗料を吹くのですが、念の為軽く脱脂してください。
塗料弾きが出てしまうのも困るので念の為。

8.タッチペン塗料で肉盛り部を塗装する。

きれいに脱脂ができたところで、タッチペンでカラーを近づけます。このときホイールがブラック系ならその塗料のタッチペンで作業をしてください。今回はシルバー塗料で塗りますが、タッチペンの刷毛で一気に”ベタッ”と塗るのだけ早めてください。タッチペンの塗料とホイールの色がどのくらい差があるか、前回で調べたと思います。色に差がある場合はタッチペンをかき混ぜずに薄く塗って色を近づけるか、濃いのであればタッチペンを良く振って塗り重ねる必要があります。少しの色の差であればOKとするか、もっと細かくしたい場合は、ボカシ剤を使うと効果的です。

タッチアップのペンタイプや小さな刷毛の場合、塗りムラ(縦線)ができますが次の工程で除去しますので気にしないで大丈夫です。

8.タッチペン塗料の表面をキレイにする。

タッチアップペイントが完了したら、ペイントが乾燥するまで数時間待ちましょう。夏場ならすぐですが、冬場は乾燥に時間がかかるかもしれません。 乾燥したらサンドペーパーの#2000〜#3000程度で塗装面を軽くムラ取りをします。
表面がきれいになったら終了です。 ペーパーがけをやりすぎると塗装面なくなりますからご注意を(当たり前ですが念の為)

8.クリアペイントで仕上げる。

ガリ傷のある場所以外をマスキングテープと新聞紙などを利用して養生します。 このときタイヤにかからないように注意しましょう。
マスキング養生が済んだら、クリアペイントスプレーをよく振り、新聞紙などに一度、カラ吹きしてからペイント部から”離して”薄く塗ります。これは表面に塗装垂れやブツブツの泡にならないようにするためです。 短い時間で一箇所にとどまらないよう左から右にスプレー缶を流しながらシュッっと単発で繰り返し塗ります。はじめての方は塗れてるのか?と思うと思いますが、光の加減で表面を確認しながら塗ることで表面光沢が徐々に変わることがわかると思います。
クリア面が完成したらペイントは終了です。 ぼかし剤を使う場合はぼかし剤→クリアの順番で表面を作ってください。色の差が大きい場合はボカシ剤の恩恵には程遠くなりますのでご注意を。

 

8.クリア塗装部を平滑にする。

離してキレイに薄く重ね塗りができひとは仕上げの磨き上げをしない人もいるとは思いますが、コンパウンドなどで磨くと、キレイな平滑面が期待できます。
光の加減でクリアコートのばらつきも多少は抑えられるので、時間を許せる方は塗装面用コンパウンドで磨いてみてください。

これで完成です。
私は、今回磨き込みもせず、色も若干違ってもいいや的にちゃっちゃとやってみた結果がこの写真です。
刷毛塗りのタッチペンでは色の境目がはっきりしちゃってます。
プライマー・シルバー・ぼかし・クリアーの順はさぼってはいけませんね・・。

6時間硬化時間を除けば、今回のガリ傷半周+3箇所のスポークガリ大は3時間以内の作業となりました。

ガリ傷で困った方にお役に立てたでしょうか・・・・。

ではまた。